飲み物2つにストロー10本は流石に断った方がいい
先週、近所のコーヒーショップに行った時のことです。
いつも丁寧なパートさん(?)がいるのですが、
この女性はこのお店の中で1、2を争う丁寧な接客なんです。
いつも彼女のいる日は何となく穏やかな空気を感じます。
その彼女がレジを担当していた時、一人のおばあさんが来ました。
おばあさんは飲み物を2点注文し、会計。
持ち帰りだったので商品を詰めていると、おばあさんがこの女性店員さんに
「あのね、お手拭きを20枚ほど入れてくれないかしら?」
とお願い。・・・多くね?とその近くの席にいた私は心の中で思ったんですが、
その店員さんは
「かしこまりました~」と・・・。
その次に、おばあさんは
「あとね、ストローを10本くらいほしいんだけど入れてくれる?」
更に!!
「あ、そうだ!紙コップなんてもらえないかしら?10個もあれば良いんだけど~」
さすがに、これはヒドイ。目の前の100均で買いなさいよ!
飲み物二つに付けていいレベル超えてますよ?と思ったのですが、
まさかのまさか。この女性店員さんはお断りをすることなく全て
「かしこまりました~」と・・・。
驚きです。なぜなら、お手拭きもストローも紙コップも、ただではありません。
経費がかかってます。
それをホイホイ差し出してしまうのは丁寧で親切な接客でしょうか?
私は違うなと感じました。
キツイ言い方をすれば、これは「何も考えてない人」のやることです。
この行為によって、今後起こりうることは何でしょう?
このお客さんが別のスタッフの時に同じことをお願いする可能性です。
または、これを見ていた他のお客さんが同じことをする可能性だって考えられます。
別のスタッフの時に同じお願いをされて、もし断った場合、おばあさんは
「この間はしてくれたのに!」となります。
スタッフは困惑ですよね(;'∀')
別のお客さんが同じように注文数からは外れたお願いをして、それを断った時
「他の客に出来て自分には出来ないのか!!」となります。
これも、なんのこっちゃと困惑しますよね(;'∀')
どちらもなくはない話ですよね。
接客って、断る勇気も必要です。
なんでもホイホイとお客さんのいう事を聞くのが接客ではありません。
出来ない事は出来ないと言わないと、他のいろんな人たちに迷惑をかける事になるんですよね。
近所に100均があるんですから、それを案内してあげたらいいんです。
と、言いつつも、私も何も考えずに働いていた頃は
「店にあるものは沢山あるんだし、どうせ会社の金で買ってるんだし
別に沢山あげても良くない?ダメ?なんで??」と思っていました(笑)
20代前半の若気の至りです。
当時のオーナー、店長には謝りたい・・・。
しかし、あのおばあさんは飲み物2つに対してストロー10本と紙コップ10個・・・
10人で分けたのかしら?(試飲会?)